「ラクリスを使って抱っこしているのに、なぜか赤ちゃんの様子が苦しそう…」——そんなふうに感じたことはありませんか?
抱っこ紐の中で新生児の首が不自然な角度になっていたり、呼吸がしづらそうだったりすると、「本当にこれで合ってるの?」と不安になりますよね。特に初めての育児中は、小さな違和感でも見逃せません。
実は、ラクリスが新生児に合わないと感じる原因には、いくつか共通したパターンがあります。
この記事では、実際に「苦しそう」と感じた親御さんのリアルな口コミや、専門家のアドバイスを交えながら、その原因と対処法を詳しく解説します。
赤ちゃんが快適に過ごせる正しい使い方や、安全に装着するためのチェックポイントも紹介しているので、「これでいいのかな?」という不安を抱えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
きっと安心につながるヒントが見つかります。
ラクリスで新生児が苦しそうに見える原因とは?
ラクリスで新生児が苦しそうに見える原因とは?をテーマに、ユーザーの声や実際の対処法を詳しく解説していきます。
①首が傾く・呼吸が苦しそうに見える理由
ラクリス使用中に「首が変な角度になっている」「呼吸がしづらそう」と感じることはありませんか?
新生児期は首がまだ座っておらず、自分で頭を支える力がありません。
そのため、抱っこ紐のフィット感が不十分だと、頭が前に倒れたり、のけぞるように後ろへ反ったりして、呼吸を妨げてしまうリスクがあります。
とくにラクリスのような新生児から使えるタイプは、装着する側が正しい姿勢と密着感を作ることが求められます。
実際に「赤ちゃんの顔が自分の胸元にうずもれて息ができているか心配」「顔が上を向いて苦しそうだった」というママの声も 。
とても繊細な時期だからこそ、日々のチェックが重要になりますよね。
「何となく苦しそう」と感じたら、それは本能的なサインかもしれません。
②抱っこ紐のサイズと体格の相性
「ラクリスが苦しそうに見える」という問題の裏には、抱っこ紐と使用者の体格の相性もあります。
身長が低めのママや細身の体型だと、ラクリスの構造がうまくフィットせず、赤ちゃんと密着しづらくなる場合があります。
SNS上でも「身長が150cm台だと赤ちゃんが埋もれてしまって苦しそうだった」という体験談が散見されました。
また、装着者の肩幅やウエストに応じてベルトが適切に調整されていないと、赤ちゃんがずれてしまう要因にもなります。
小柄な体型の方は、とくにベルト調整や密着感の調整がシビアになりがち。
③底上げクッションの落とし穴
アップリカのラクリスには、新生児用に「底上げクッション(インサート)」を使うよう推奨されています。
ただし、これが逆に「苦しそう」と感じさせる原因にもなり得ます。
SNSでは「底上げしても深く埋もれてしまって、顔が見えないレベルだった」「むしろクッションなしの無名メーカーの方がフィットした」との声もありました。
クッションが厚すぎると、赤ちゃんの顔が大人の体に押しつけられてしまい、鼻や口の空間が確保できないケースもあります。
これは窒息リスクにも直結する非常に大事なポイント。
クッションは便利ですが、赤ちゃんの成長や体格に合わせて“本当に今必要か?”を見直す必要があります。

わたしも最初は「クッション必須って書いてあるし…」と盲目的に使っていましたが、助産師さんに見せたら「むしろ無しで大丈夫!」って言われて目からウロコでした。
④新生児期にラクリスが合わないときのサイン
もし以下のような様子が見られたら、ラクリスが新生児に合っていないサインかもしれません。
状態 | 要注意ポイント |
---|---|
顔が見えない | クッションが深すぎ or 密着不足 |
首が不安定 | 頭部の支えが不十分 |
顔が上向きすぎる | 呼吸の妨げになっている可能性 |
ゆるくてずれる | ベルト調整不備、体格不一致 |
泣き止まない | 不快 or 苦しいサインの可能性 |
この時期はまだまだ言葉で訴えられないので、表情や動きを細かく観察することが大切です。
ちょっとでも「あれ?」と思ったら、無理に使い続けず、調整や一時中断も検討してくださいね。
⑤実母や周囲に心配されるケースも
X(旧Twitter)やママリでは「実母に“こんな小さい子に抱っこ紐なんてかわいそう”と責められた」という投稿も見られました。
昔の育児と今の製品では前提が違うとはいえ、第三者からの目は気になるもの。
実際に赤ちゃんがぐったりしていたり、苦しそうな表情をしていたら、それを見た人が心配するのも無理はありません。
でも、それが必ずしも使用ミスとは限らず、個体差や相性による場合もあります。
「誰もが使ってるから大丈夫」と思わず、あくまで赤ちゃん本人の様子を見て判断するのがいちばん。
新生児が快適に使えるラクリスの正しい使い方
新生児が快適に使えるラクリスの正しい使い方を、ポイントごとに解説していきます。
①密着感を高める装着テクニック
ラクリスを使ううえで、密着感はとにかく重要です。
密着が甘いと赤ちゃんの身体がずれてしまい、苦しそうに見える原因になります。
ポイントは「赤ちゃんの顔が自分の胸元に軽く触れる位置」までしっかり引き上げて密着させること。
赤ちゃんの背中と首が丸くカーブする「Cカーブ」を意識して、まっすぐに立たせすぎないようにするとより安定します。
装着後は「赤ちゃんの頭にキスできる高さ」を目安にチェックしてみてください。
②肩・腰・股のベルト調整方法を確認
ラクリスは各ベルトの調整によって密着具合がかなり変わります。
- 肩ベルトは左右対称になるように調整
- 腰ベルトはしっかりと骨盤の上に乗せて締める
- 股ベルトは赤ちゃんの太ももに食い込まない程度に
この3点をしっかり確認することで、赤ちゃんの身体が安定し、苦しそうな姿勢を防げます。
また、左右のベルトが均等になっているかも重要。
片側だけキツくなっていると、赤ちゃんの頭が片方に傾いてしまうんですよね。
③赤ちゃんの体勢を安定させるコツ
赤ちゃんが安心して抱っこされるには、体勢が安定していることが大前提です。
とくに意識したいのが、以下の3点。
ポイント | 内容 |
---|---|
首のサポート | 顎が胸に埋もれないように注意 |
背中のカーブ | やや丸くなるようにする |
足の位置 | M字開脚になるように股ベルト調整 |
この体勢が保たれていると、赤ちゃんは呼吸もしやすく、心拍も安定しやすいといわれています。
慣れないうちはサポートクッションやガーゼを挟むのも手ですよ!
④使用者の身長による調整ポイント
抱っこ紐は「誰が使うか」によってもフィット感が全く違います。
小柄なママが使う場合は、肩紐の長さをやや短めに、赤ちゃんの位置が下がりすぎないように調整するのがコツ。
逆にパパなど体格が大きい方が使うときは、腰ベルトの位置がずれてしまう場合もあるので、都度見直しが必要です。
特に身長差のあるご夫婦で兼用している場合は、使用のたびに微調整を忘れずに。
⑤落下防止の安全対策と装着チェックリスト
万が一の落下を防ぐために、装着前後でのチェックを欠かさないようにしましょう。
以下の表を参考に、毎回チェックしてみてください。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
顔の見え方 | 赤ちゃんの鼻と口が見えているか |
頭の高さ | キスできる高さか |
ベルトの締まり | 緩みがないか、左右均等か |
体勢の確認 | M字足、背中が丸くなっているか |
これを習慣にすると、いざというときにも安心できますよ。
ラクリスで新生児が苦しそうに見える問題の解決に向けて
最後に、ラクリスが新生児に合わないと感じたときの選択肢についても紹介します。
①合わないと感じたらどうすべき?
どれだけ調整しても「やっぱり合わないかも…」と感じること、あると思います。
そんなときは無理して使い続ける必要はありません。
赤ちゃんの安全が最優先ですし、育児グッズは“使いやすさ”も大事な基準。
実際にSNSでも「結局、別メーカーに買い替えたらすごく快適になった」という投稿もよく見かけます。
合う・合わないは正直、赤ちゃんと使用者の相性次第なんです。
②返品・買い替えの判断基準
「返品するか迷ってる…」という方もいると思いますが、判断の目安は以下の通りです。
- 使用後でも返品可能な店舗かをまず確認
- 安全性に不安があるときは迷わず停止
- SNSやレビューを見て他商品を検討する
メーカーや購入先によっては「開封済でも一定期間なら返品可能」な場合もあります。
泣き寝入りせずに、ダメ元でも一度問い合わせてみるのがおすすめですよ。
③他のママたちの成功・失敗体験まとめ
ラクリスをめぐっては、「使いやすい!」「やっぱり合わなかった…」と、評価が分かれるところ。
その違いは、「新生児期の体格差」「ママの体格との相性」「調整技術」によるところが大きいようです。
SNSのリアルな声やママリの体験談では、「サイズが合わず上手くいかなかったけど、別の抱っこ紐に変えて解決した」という例が多数ありました 。
逆に、「助産師に装着指導を受けたら劇的に改善した」という人も。
使い方次第で大きく変わるのが、ラクリスの難しいところであり、魅力でもあるのかもしれませんね。
まとめ:ラクリス 新生児が苦しそう?その原因と対処法を徹底解説
ラクリスを使っていて「新生児が苦しそう」と感じる原因は、密着感の不足や体勢の不安定さ、体格の相性など、さまざまな要因が関係しています。
とくに首の傾きや顔の埋まり方は、呼吸に影響するため注意が必要です。
抱っこ紐の調整や正しい装着テクニックを身につければ、快適に使える可能性も高まります。
それでも不安が残る場合は、無理せず他製品の検討や専門家への相談も視野に入れてください。
口コミや実体験を参考に、自分と赤ちゃんに合った方法を見つけることが大切です。