入園式や入学式などの節目の行事では、着物を着る機会があります。
しかし、着物を着ると浮いてしまうのではないかと心配する人も多いようです。
この記事では、入園式などで着物を着た際の注意点や、周りと差をつけすぎないためのコーディネートのコツをご紹介します。
入園式で着物を着ると浮く?
入園式や入学式に着物を着て行く親御さんが少数のため、着物を着て行くと浮いてしまうのでは…と言われがちです。
しかし、着物は日本の伝統的な服装です。
着物を着ることで、子どもたちや他の親御さんに日本の文化を身近に感じてもらえるかもしれないし、フォーマルな場にふさわしい礼装としても着物は完璧!
確かに、周りの人がみんなスーツや洋服で来ている中で着物を選ぶと、少し目立つかもしれませんが、それが悪いことではないはずです。
目立つことで、個性や文化への敬意を表現できます。
それに、他の人が「次は自分もトライしてみようかな」と思うきっかけになるかもしれません。
そう考えると、むしろポジティブな影響を与えられるかも。
それに、浮いたとしても、それが何なのでしょうか?
自分が着たいものを着る勇気、自分のスタイルを貫く姿勢って、実はすごく大事です。
子どもたちにも、自分を表現することの大切さを教える良い機会になるのではないでしょうか。
着物を着る際の一般的な注意点
着物は華やかで上品な装いですが、行事の場に合わない着こなしをすると浮いてしまう可能性があります。
ここでは、着物を着る際の一般的な注意点をいくつかご紹介します。
着物の種類の選び方
入園式や入学式などの行事では、訪問着や付け下げ、色無地といった準礼装や略礼装の着物が適しています。
華やかすぎる留袖は避け、落ち着いた色合いの着物を選びましょう。
また、年代に合わせて着物の種類を変えるのがおすすめです。
20代の方には明るい色合いの訪問着が、30代の方には落ち着いた色合いの訪問着や付け下げが似合うでしょう。
一方で40代以上の方には、色無地や江戸小紋などのシンプルながらも上品な着物がおすすめです。
着物の柄や色合い
派手な色柄の着物は避け、控えめな柄や色合いの着物を選ぶことが重要です。
適切な色合いとしては、ブルーグレーや水色、パステルピンクなどの落ち着いた色が挙げられます。
濃い色の着物を選ぶ場合は、無地か小柄の着物を選びましょう。
また、吉祥文様などの伝統的な柄を選ぶと良いでしょう。
大柄や斬新なデザインの着物は避け、シンプルな柄の着物を選ぶことをおすすめします。
小物の選び方
着物に合わせる小物の選び方も重要なポイントです。
帯は礼装用の袋帯や名古屋帯を使い、金銀の色彩や刺繍の入った品格の高いものを合わせましょう。
バッグは和装用のフォーマルバッグを使うのがマナーです。
ただし、洋装用のバッグやストールを上手に取り入れることで、自分らしさを出すこともできます。
また、ショールを用意しておくと、寒暖の差に対応できて便利です。
年代別のおすすめコーディネート
ここでは、年代別におすすめの着物コーディネートをご紹介します。
年代に合わせて着物のタイプや色合い、小物を変えることで、上品でTPOに合った着こなしができます。
20代のコーディネート
20代の方におすすめなのは、明るい色合いの訪問着です。
ピンクや水色などの淡い色が良く似合います。
帯は同系色の袋帯を合わせると、華やかで清楚な印象になります。
小物は、バッグやストールなどを取り入れることで、自分らしさを出せます。
ただし、あまり派手なものは避け、シンプルなデザインのものを選びましょう。
30代のコーディネート
30代の方には、落ち着いた色合いの訪問着や付け下げがおすすめです。
濃紺や灰色、ブルーグレーなどの色が上品な印象を与えます。
帯は淡い色の袋帯を合わせると、全体の印象が柔らかくなります。
小物は、和装用のバッグやストールを使うと良いでしょう。
ただし、洋装用のバッグを上手に取り入れることで、トレンド感を出すこともできます。
40代以上のコーディネート
40代以上の方におすすめなのは、色無地や江戸小紋などのシンプルな着物です。
無地か小柄の着物を選び、控えめな色合いのものを選びましょう。
帯は礼装用の袋帯を選び、淡い色合いで統一すると上品に仕上がります。
小物は、和装用のバッグやストールを使うと良いでしょう。
着物の準備と着付け
着物を着る際は、適切な準備と着付けが重要です。
ここでは、着物の準備と着付けについてのポイントをご紹介します。
着物のレンタル
着物を購入するのは敷居が高い場合も多いでしょう。
そんな時はレンタルを利用するのがおすすめです。
着物だけでなく、帯や小物一式をレンタルできるので、手間がかかりません。
レンタル店では、自分に合った着物を選んでくれたり、着付けのサポートをしてくれたりと、手厚いサービスが受けられます。
費用もリーズナブルなので、気軽に着物デビューできますよ。
自分で着付ける場合
着付けが得意な方は、自分で着物を着るのも良いでしょう。
ただし、サイズ合わせや帯の結び方など、ポイントがいくつかあります。
まずは、実家にある着物を活用するのがおすすめです。
着付けが難しい場合は、着付け教室に通ったり、着付け専門店に依頼したりするのが無難です。
プロの手を借りることで、きれいな着姿を作ることができます。
髪型
着物を着る際は、髪型にも気を使いましょう。
一般的には、アップスタイルがおすすめです。
くくり髪やまとめ髪など、襟足が見えるスタイルがベストです。
ただし、ダウンスタイルでも問題ありません。
その場合は、襟足が隠れないよう工夫しましょう。
髪型もできれば着付け店にサポートを依頼すると、着物に合った髪型を作ることができます。
まとめ:入園式で着物を着ると浮く?
入園式や入学式などの行事で着物を着るのは、とても素敵なことです。
ただし、着物の種類や柄、色合い、小物の選び方など、注意すべき点がいくつかあります。
本記事で紹介したポイントを参考に、TPOに合った着こなしを心がけましょう。
そうすれば、周りと差をつけすぎることなく、華やかでかつ品のある装いを楽しめるはずです。
お子さまの大切な日に、着物で参加して良い思い出を作ってくださいね。
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