レタッチ(RETØUCH)のヘアバームは、「ベタつかないのに濡れ感が続く!」と大人気のスタイリング剤です。
でも、多くのユーザーが抱える唯一の悩み…
それが、「シャンプーでなかなか落ちない!」問題です。
この記事では、なぜ落ちないのかの理由から、シャンプー1回でスッキリ落とす裏技まで、美容師が教えるプロのテクニックを徹底解説します。
1. 結論:「落ちない」は本当?2つの意味を解説!
結論から言うと、「レタッチ バーム 落ちない」は2つの意味でYESです。
落ちないの意味 | 詳細 | 評価 |
A. キープ力が落ちない | スタイリングの毛流れやツヤが長時間持続する(良い意味)。 | 🥇 高評価! これが人気の理由です。 |
B. シャンプーで落ちない | バームの油分が多く、1回のシャンプーでは洗い流しにくい(注意点)。 | ⚠️ 要注意! この対処法を知ることが重要。 |
レタッチ バームが多くの人に選ばれる理由は、Aの「キープ力の高さ」です。
しかし、その高いキープ力の源である油分こそが、Bの「シャンプーで落ちない」原因を作っています。
なぜ「シャンプーで落ちない」のか?最大の原因は【油分】
レタッチ バームは、髪を保湿しつつ自然なツヤと束感を出すために、従来のワックスよりも油分を多く含んでいます。
この油分が髪の毛にしっかり密着するため、洗浄力がマイルドなシャンプーや予洗いが不十分だと、油が水を弾いてしまい、一回のシャンプーでは完全に乳化・洗浄できないのです。
2. 【裏技】シャンプー1回でスッキリ落とすプロの技術
何度もシャンプーするのは、髪や頭皮を傷める原因になります。
ここでは、髪を傷めずにバームをしっかり落とすためのプロの裏技をご紹介します。
キーワードは「乳化」です。
プロが教える「トリートメント乳化テクニック」
バームの油分を、シャンプーの前に別の油分で浮かせ(=乳化させ)てしまおう、という方法です。
ステップ | 内容 | ポイント |
STEP 1 | 予洗いでホコリを落とす | まずはお湯(38℃程度)で髪をしっかり濡らし、ホコリや水溶性の汚れを落とす。(この時点ではバームは落ちない) |
STEP 2 | トリートメントを馴染ませる | 手持ちのトリートメントまたはコンディショナーを、バームをつけた部分にだけ馴染ませる。(シャンプーではない!) |
STEP 3 | 優しく揉み込む | 2~3分かけて、バームとトリートメントが混ざり合うように優しく揉み込みます。 |
STEP 4 | しっかりすすぐ | ぬめりがなくなるまで丁寧に洗い流す。これでバームの油分が先に浮き上がります。 |
STEP 5 | シャンプーで洗う | 最後に、いつも通りシャンプーをして完了。泡立ちが格段に良くなり、1回でスッキリ! |
トリートメントの油分や界面活性剤がバームを先に乳化してくれるため、シャンプーの洗浄力を上げずに、髪を傷めず落とすことができます。
3. 「落ちない」を避けるための使用時の鉄則3ヶ条
シャンプーで落としやすくするためには、「つけ過ぎない」ことが何より大切です。
鉄則①:使用量は「小指の第一関節」が目安
レタッチ バームは伸びが良く、少量でもしっかりツヤと毛流れが出ます。
- 適量目安:小指の第一関節ほどの量を手に取り、手のひらに透明になるまでしっかり伸ばしましょう。
- つけ足し推奨:最初から大量につけず、足りなければ少しずつ足していくのがプロのやり方です。
鉄則②:つけるのは「毛先」と「中間」が中心
根元にベッタリつけると、落としにくいだけでなく、髪がペタッとして重たい印象になります。
- バームは、乾燥しやすい毛先や束感を出したい中間を中心につけましょう。
- 根元につけすぎなければ、シャンプー時の油分も少なくて済みます。
鉄則③:予洗いは「ぬるいお湯」で3分間
シャンプー前の予洗いで、髪についたスタイリング剤をどれだけ落とせるかが勝負です。
- 少しぬるめの38℃前後のお湯で、指の腹を使って頭皮と髪を優しくマッサージしながら3分以上しっかりと洗い流しましょう。
4. まとめ:レタッチ バームを最高に使いこなすために
レタッチ バームの「落ちない」という特性は、裏を返せば「圧倒的なキープ力」の証拠です。
- 「落ちないキープ力」を最大限に活かして、理想のツヤと毛流れを作る。
- 「トリートメント乳化テクニック」を駆使して、シャンプー1回でスッキリ落とす。
この2つさえ実践すれば、レタッチ バームはあなたの最高のスタイリングパートナーになりますよ!
ぜひ今日から試してみてください。